徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

今さらですが…Webオンライン会議の心配り

ようやくコロナ禍が収束したとはいえ、Webオンライン会議はもはやビジネスツールとして定着した印象がある(メリット/デメリットはあるが…)。いまさらながら、実際にWebオンライン会議で気にかけていること(気になったこと)を挙げてみた。

私が気にかけているのは…、

■「本日の参加者は誰?」問題

自分がファシリテータの場合は、会議の最初に本日の参加者を紹介する。お客様とのミーティングの時はまずこちら側の参加者を紹介し、相手にも参加者を紹介してもらうよう促す。会議室に参集して一つのウィンドゥで参加する(される)場合はなおさら。

■「誰が発言している?」問題

お客様が会議室に参集して一つのウィンドゥで参加される場合、発言者を認識するのは難しい(マスクをしている場合はなおさら、会を重ねると声で判断できなくもないが…)。発言者を指名する場合を除き、発言者には最初に「〇〇です」と名乗ってもらうようお願いするようにしている。

あるいは会議室ウィンドゥとは別に、一人ひとりがWeb会議に参加すると各ウィンドゥに「お名前」が出るし、発言者も分かり易いのだが、ネットワーク事情によってはいたずらに回線負荷をあげる可能性もあるので要注意

■「ビデオ オン/オフ」問題

回線負荷を考慮してか、顔出しに抵抗があるのか、背景が丸見えなのが嫌なのか、最初から最後までビデオ・オフの人がいる。表情が見えず、リアクションもわからないので、ミーティングの活気が半減するし、なんか寂しい気持ちになる。できればずっとオンにしていてほしいが、せめて最初と最後くらいは顔出ししませんか。で、「回線事情が悪いのでオフにします」とかの一言で雰囲気はずいぶん変わると思う。

■「ミュート」問題

自分が発言するとき以外はミュートにするようにしている(ミュートのまましゃべりだすことも度々だが…)。できるだけ余計な雑音(街の音、電話、呼び鈴、咳やくしゃみ、飲み物をすする音など)を拾わないように。

相手側から子供の声、呼び鈴、救急車などが聞こえた場合、「気にしないでください、Webではありがちですから」とお声がけすると、場の空気は和らぐね。

■「何分前に入室?」問題

私は通常は2~3分前(自分が主催者の場合は5~6分前)。リアルの会議でも会議時間前に参集するのは常識。遅れての参加はいただけません。

■「画面共有」問題

複数ウィンドゥ(複数ファイル)を共有する場合、(その都度、「共有」/「共有の停止」は見ているほうも煩わしいので)、ZOOMは複数ウィンドゥを選択して共有するようにしている。

ただTeamsはこの機能がないので「画面の共有」をせざるを得ないのだが、デスクトップや余計なウィンドゥまで見えてしまう可能性があるので要注意

 

どれもWebオンライン会議でのビジネスマナー、結局は相手を敬い、思いやる気持ちかもしれません。

 

(おまけ)

Webオンライン会議が活用され始めた頃は、操作にも不慣れでうまく繋がらないこともあったが、それ以上に、今では笑えるエピソードも少なくなかった。

  • 招待の仕方が分からない、参加の仕方が分からない
  • 「間」がわからず、複数の人が同時に発言して、誰が何を言ってるか分からない
  • 「上座」を気にする人がいた
  • 上司が退出するまで、ほかの参加者は待機
  • チャットを使いこなせない、上司へのチャットやメンションには抵抗がある(「〇〇部長、お疲れ様です」と頭書きから始める社員、逆に頭書きがないと気に食わない上司)
  • 家の音(電話、呼び鈴、子供の声など)や街の喧騒音(雑踏、車、サイレンなど)を異常に気にする

ITリテラシ…と言うか柔軟性、低すぎ!

(ま)