不思議な映画でした。
百年の夢 デジタル・リマスター版 | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー
厳しい山間に暮らす老人たちを丁寧に描いたドキュメンタリー映画。朝起きて、祈りを捧げ、水を汲み、仕事をして…、毎日同じことを黙々と繰り返す日々。働いて、笑って、泣いて、歌って、我慢して、耐えて、そして静かに懸命に生きている。
そんな中でも特に印象的なのは、登場する人たちの〝生き様〟が刻まれた「顔」、そして「瞳」。もはや生きることに迷いはなく、瞳は輝いていて、だから厳しい顔をしていても、私には〝穏やか〟な表情に映ります。彼らは何も言わなくても、歴史が創りあげた「顔」が雄弁に、深く語りかけるかのよう。
よく「性格は顔に出る」というけれど、〝生き様〟こそが顔を創るのではないかな?
- 京セラや第二電電(現KDDI)などを創業し、JALを再建した 稲森和夫さん
- 105歳で亡くなるまで生涯現役を貫いた医師の 日野原重明先生
- ドリフターズのリーダの いかりや長介さん
- 映画俳優で晩年はユニセフ親善大使として活動した オードリーヘップバーンさん
- イタリアの映画俳優の マルチェロ・マストロヤンニさん
挙げればキリがないけど、みなさん信念をもって信じる道を極め続けたからか、特に晩年の写真はどれも人を包み込むような、なんともいえない穏やかな表情をされている。〝円熟〟という言葉がピッタリ!
私も歳を重ねて、〝そこそこ〟やってきたという自負がないわけではないけれど、生き様が顔に出ているとは到底思えない。きっとまだ、とことんまで極めていない…ということなのでしょう。 せめて彼らのように穏やかに歳を重ねるために、彼らのような顔に近づくために
😊 笑って、前向きに、心に余裕をもって、スマートに、黙々と・・・
😞 ひがまない、見栄を張らない、愚痴を言わない・・・
自信はないけど、最初は〝できるだけ〟…、いずれ自然にできるように。
そして、「LIFE SHIFT 恩返しと私の100年Life」
LIFE SHIFT 恩返しと私の100年Life - 徒然素心ひとりごと
で書いた自分の100年Lifeに向かって…!
(ま)