徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

おじ散歩world in EGYPT その②、43℃もなんのその、想像をはるかに超える圧倒的迫力

実際にそこに行って、観て、触れて、空気を吸って、全身で感じて、初めて知ることばかり。

 

1日目:ツタンカーメンの黄金のマスクがあるエジプト考古学博物館

2日目:ルクソール東海岸ルクソール神殿カルナック神殿

ルクソール西海岸…王家の谷ツタンカーメン王の墓ハトシェプスト女王の葬祭殿メムノン巨像

3日目:ハン・ハリーリ市場アズハル・モスクカイロタワー

4日目:ピラミッドクフ王のピラミッド内部スフィンクス

 

前回

おじ散歩world in EGYPT その①、カイロの街の驚きの連続 - 徒然素心ひとりごと

に続き、今回は世界遺産めぐりを。

どれも言葉では言い尽くせないけど、少しでも今の気持ちを記しておきたい。写真を観ていると、その時の感動が蘇ってくるんだけど言葉が続かない。代わりに写真に雄弁になってもらいます!

ルクソールの前に、

エジプト考古学博物館

ツタンカーメン王の黄金のマスク(残念ながら撮影禁止)それはそれは愛おしく美しい。若くしてファラオになり、わずか18年の生涯。4千年近く前に思いを馳せ、吸い込まれるようにいつまでも見入ってしまう。小さな身体でこの黄金の玉座に座っていたのかと思うと、健気さと儚さに感じいる。

 

ラムセス2世のミイラ、今でも魂はここにあるかのよう。

それにしても紀元前の歴史的遺産が無造作に置かれていて、その多くは実際に触れることもできるんだけど、本当に大丈夫なの?

 

古代エジプトの首都として栄えたルクソール

ルクソール神殿

ナイル川東岸は太陽が昇ることから生者の都

巨大なラムセス2世の坐像が出迎えてくれる。坐像の前にはオベリスク、高さは25m、晴天を突き刺すような存在、なんと一枚岩をくりぬいてつくったんだと⁉

塔門をくぐるとその先には巨大な円柱。見上げるだけで圧倒的迫力。驚きのあまり口が開いたまま。

 

どんだけ権力と財力を誇示したかったのだろうか⁉ スケールが違う!

 

カルナック神殿

ルクソール神殿にさらに輪をかけて巨大!あきれるくらい度肝を抜かれる。何人ものファラオが2000年にもわたって増築を繰り返したと。それにしてもおよそ4千年前にこんなものよく作ったね! それが今の世に残っているなんて!

映画・ナイル殺人事件では、ここ大列柱室を散策中に上から巨大な石が落ちてきて危機一髪。誰が落とした?そもそも上れないでしょ、絶対ムリ!

 

■王家の谷、ツタンカーメン王の墓

ナイル川西岸は太陽が沈むことから死者の都。というわけでここは古代エジプトのファラオ達が眠る王墓群。埋葬場所を隠すためとはいえ、こんな荒涼とした場所にオドロキ! 王の死体を運んだ奴隷も口封じのため殺して埋める徹底ぶり。どこの墓も象形文字やカラフルな絵が描かれ、死者を弔っているかのよう。

 

なかでも一番カラフルな絵が描かれているのが、ツタンカーメンの墓。ツタンカーメンのミイラがそのまま安置されていて、よく見ると眉毛もしっかり残っている。紀元前に生きた人間とこんな形で対面するとは…! 俗にいう「ツタンカーメンの呪い」もあながち嘘じゃない気がしてくる。

 

 

■ハトシェプスト女王の葬祭殿

これはまた圧倒される! エジプトで最初の女王となったハトシェプストのための葬祭殿。女性ならではの苦労もあったのかもしれないけど、女性を武器にした魅惑的な野心家だったのかもしれない。女王クレオパトのように。

 

メムノンの巨像

みんなでかい。デカさが権力の象徴なのかな?

まだまだ発掘調査途中、ロマンを掻き立てる。最高気温43℃も忘れるくらい、4千年の歴史に圧倒されて、ただただ感動! この地に立っていることすら夢のよう。

今回はエジプト考古学博物館ルクソールを振り返って胸いっぱい! なのでピラミッドとスフィンクスは次回にまわします。

(つづく)

おじ散歩world in EGYPT その①、カイロの街の驚きの連続

実際にそこに行って、観て、触れて、空気を吸って、全身で感じて、初めて知ることばかり。

思いがけずエジプトへ行けることになって…。 学生の時に映画「ナイル殺人事件を観て以来、一度は行ってみたいとずっと憧れていた場所。昨日夜に帰国したんですが、一日経った今でも夢の中にいるよう。世界的な歴史遺産はもちろん、雄大ナイル川街や市場の雑踏と活気ラクションがやまない道路、そこを悠然と横断する人達…、なにもかもが圧倒的な世界…それがエジプト!

ちなみに国土は日本の2.7倍、その約90%は砂漠…有名なサハラ砂漠。ちなみにサハラとはアラビア語で砂漠という意味、だからサハラ砂漠=砂漠砂漠ということに。人口は約1億人、首都カイロには1千万人強、日本と東京とほぼ同じ。だけど熱量は何十倍!

 

1日目:エジプト考古学博物館

2日目:ルクソール神殿カルナック神殿

     王家の谷ツタンカーメンの墓ハトシェプスト女王の葬祭殿メムノン巨像

3日目:ハン・ハリーリ市場アズハル・モスクカイロタワー

4日目:ピラミッドクフ王のピラミッド内部スフィンクス

 

1回ではとてもとても書ききれないので、何回かに分けることにしました。今回はカイロの街で感じた衝撃と躍動について。

キターーーー!いよいよカイロ、まさに砂漠の中にある街。砂の地平線に砂色の建物。

街に降り立ってみると、やっぱり砂色。しかも半分が壊れてる?

なんでも、建設途中で予算がなくなると、途中で工事をやめてしまい、お金ができたら再開するのだとか。雨が降らない土地ならでは、のんびりしてる。また一棟持ち家の場合は、子どものために上へ上へと部屋をつくるため、最上階の柱は鉄筋を出したままにしているそう。

 

道路ではあちこちでクラクションだらけ。車線はあってないようなもの。このバスだって車線またいで走ってるし。タクシーは怖かった。運転手は平然としているけど、我先に前へ出ようとし、「うわっアブナイ!ぶつかる!」でも接触しない、阿吽の呼吸?

カイロは車が多いのに信号が極端に少ない。でもひどい渋滞はないのが不思議。これも阿吽の呼吸のなせる技か? 

一方で人は何車線もの道路を悠然と渡る(そもそも横断歩道はない)、まるでカオス。クラクションをBGMとでも思っているのか、これも人と車の阿吽の呼吸なのか。日本人には絶対ムリだけど!

   

さてここは、ハン・ハリーリ市場。狭い路地に2000以上の小さな店が軒を連ねている。まさに雑踏、生活感にあふれた息吹を感じる場所。

   

例えばとあるTシャツ露店で足を止めたら、早速、満面笑顔のお兄さんが早口で声をかけてくる。「サイズは?色は?こんな模様はどう?2枚買うと安くするよ、友達連れてきたらもっと安くするよ…」って機関銃のごとく。このパワーは凄まじい、負けたわ!

 

ホテルの部屋からの風景。ゆったりと流れるナイル川。こんなに綺麗なのに、一歩、街へ出ると、先に書いたとおりエネルギー渦巻く熱気。

国が違えば、こうも異なる文化。あたりまえだけど、言葉だけでは伝わらない。実際にその場に立ってみないと!

今回の滞在中、雨どころか雲すら全く見なかった。だから空が広い!

次回は世界遺産めぐりを。

(つづく)

社員を確保したい企業と、転職サービス・退職代行サービスとの、矛盾と共存

中途採用を募集しても、良い人材が集まらない」とはよく耳にする話し。

一方で転職を支援する会社は多く、各社は年齢別や業種別など緻密なサービスを展開している。CMも盛んなところをみると、この業界は儲かっているのだろうか? それとも動労人口が減少していく中、限られた人材をいかに確保するかに躍起なのだろうか? 

驚きを通り越して衝撃! だったのはこのニュース…、

  就職後3年以内に離職した人の割合は32.3%。約1/3が3年以内に離職とは、採用する側からしたらたまったものではない。しかし本当に驚くのは、今年4月に入社したばかりの新入社員がもう辞めたい⁉ たった数週間でその会社の何が分かる? 数週間で分かるんだったら就職前にだって気づけそうなもんだけど‼ さらに辞めることを代行業者に頼むという驚愕の事実、二の句が出ない‼ 

少なくとも自分で選んで決めた会社でしょ? そこを数週間で辞める?しかも直接意思表示せず代行業者に伝えさせるとは…、無責任にもほどがある!!

 

転職サービス「doda」によると、

1位「給与が低い・昇給が見込めない」、2位「社内の雰囲気が悪い」をはじめ、10位の「ハラスメントがあった」以外は〝イヤだ/気に入らない〟といった理由がほとんど。

また、リ・カレント社による

でも、1位「自分に向いていない」、2位「給与・収入が希望条件ではない」を筆頭に、〝ネガティブな理由〟が並ぶ。

 

このご時世、嫌な会社に我慢して居続ける必要はないけれど、転職した先でも嫌なこと・気に入らないことがあったら…、また転職するのか? そんな賭けみたいなことをこれから先も繰り返すのか? 

 

せっかく採用しても、〝イヤなこと〟があるとすぐ辞める従業員が多いということは、

  • 冒頭に挙げた企業側の嘆き(良い人材が集まらない)はごもっともだけど、それでも企業は転職支援会社に頼り続けるしかないのか?
  • 一方、採用が決まれば報酬が入る転職支援会社は、転職者が増えれば増えるほど潤うんだろうけど、いたずらに転職を煽ることにはならないのか?
  • さらに、それぞれに事情はあるのかもしれないけど、退職代行サービスが、自己主張が苦手で無責任な人の隠れ蓑にならないのか?

社会全体の仕組みが根本的に間違っているような気がする!

 

では、若者の仕事に対する意識はどうなのか? 

 

日本能率協会マネジメントセンタによる

によると、

  • 安定した環境で、着実に仕事を進めることを志向
  • 学びの意欲は高い
  • 働くことへの不安感が強く、自己効力感や自己肯定感が低い

また日本財団が6ヶ国で各1000人の若者を対象に実施した

でも似たような結果、…他国と比べて自己肯定感が低い日本の若者の姿が一目瞭然。

 

一方、今どきの若者は承認欲求が強い…とよく言われるけど、実際は少々複雑!

SHIBUYA109エンタテイメント社による

では、「目立つ大きな承認」よりも「信頼できる小さな承認」を求める…とあるし、

東洋経済ONLINE記事、

toyokeizai.net

でも、「褒められたい、でも期待は重荷」…とある。

 

つまり、今の若者は、

  • やる気はあるんだけど、
  • 自己肯定感は低い(自分に自信がない)のに、
  • 給与や職場環境に不満があるとすぐに転職を考え、
  • そのくせ承認欲求は人並みにある…ただし目立たない程度に

という傾向が強そう。

 

昭和の時代には、近所には口うるさい爺ちゃんがいて、何かあると近所の子供を叱ってた…なんて光景が懐かしいが、その実は地域全体で子供を育てよう、守ろうという意識からくるもの。叱られた子供の親だって、むしろ感謝していたくらい。

これを現代社会にも適用して、社会全体で人材(人財)を育成するプロセスに応用できないかと考えた。

〝社員は自社だけのもの〟⇒〝社員(人材)は社会全体の資産(人財)〟と。

たとえば、

「企業は人材確保のためには、転職支援会社に頼り続けるしかないのか?」

  • 企業はメンターとして実務経験を通して自己効力感や自己肯定感を育む実践の場である。そのために、従来のヒエラルキー組織に固執せず、少しずつホラクラシー組織の考え方を取り込む
  • 自立している個人事業者やパートナ会社との提携関係=人が人を呼んで大きくする提携関係=に注力する

「転職支援会社は、いたずらに転職を煽ることにはならないのか?」

  • カウンセラーとして転職希望者に寄り添い、転職理由に真摯に向き合うとともに、自己効力感や自己肯定感を高める訓練を行う
  • コーディネータとして、企業ニーズに適合した人材を厳選しフォローアップする

「退職代行サービスが、自己主張が苦手で無責任な人の隠れ蓑にならないのか?」

  • 依頼者の代理ではなく、依頼者と企業との仲介役を担う
  • カウンセラーとして退職希望者に向き合い、時には本人から直接伝えさせることも大切

こうやって社会全体で人材を育成する価値連鎖(人事育成サイクル)が浸透していけば、冒頭のモヤモヤは晴れるんだけど…。いずれにしても、若者一人ひとりが自覚し、目標を持ち、自分戦略を実践することが、すべての前提だが…!

でもまぁ、優秀な人材は、退職代行や転職サービスなど利用しないだろうけどね。

(ま)

おじ散歩solo 亡き父と天王寺七坂をブラブラ

先日、父の四十九日法要と納骨で一心寺さんへ。

 

思い返せば父とはいろんな所へ行って、よく歩いたなぁ…。というわけで、一連の法要を終え、魂を入れてもらった位牌を携えて、思い立って天王寺七坂散歩。いただいた「夕陽丘お寺マップ」を見ながら、谷町筋松屋町筋に挟まれた7つの坂を上ったり下ったり。

 

まずは一心寺前の〝逢坂〟から…、ここが逢坂? 今は車の往来が激しい国道25号線、昔の面影はどこへやら。逢坂(おうさか)って大阪をかけてるのか? 大阪も昔は大坂だし…ちゃうわ!大阪も大坂も〝おおさか〟や!

 

安居神社へと続く天神坂。坂を下っていると自転車を押しながら上がってくる年輩のおっちゃんが息を切らしながら、はぁ…まさに…はぁ…人生の…はぁ…坂道…」。しんどさを笑いに変える…おっちゃん、さすがです!

 

清水坂の名前のもとになったという清水寺。こんなところに? 〝玉手の滝〟大阪市内唯一の天然の滝だそうだけど、これが滝なんか? …おっと、そういえば京都の清水寺にあるのも〝滝(音羽の滝)〟やん!

 

 

急な〝愛染坂〟、これは息が切れる。すぐ近くの愛染さん・金堂の裏にある多宝塔は戦争でも焼け残ったのだと。

ところでここ…「あいぜんざかなんよね。「愛染(あいぜん)かつら」もここが縁とか。でも私「愛染」と言う字をみるや「愛染(あいぞめ)恭子さん」を連想してしまい、「あいぞめざかと読んでしまいました…失礼!

 

〝口縄坂〟は白壁が続く穏やかで風情がある坂。落ち着くわぁ。 蛇は〝くちなわ〟とも読むらしく、だから「口縄」って「蛇」のことらしい。でもなぜ蛇?石畳の階段が蛇に見えるから? 見えるかな? 見えなくもないか。

 

趣のある〝源聖寺坂〟。ゆるやかな石畳にはじまり、途中くねくねと階段になり、さいごはまた緩やかな石畳。修学旅行なのか校外学習なのか、中学生らしき男女のグループが、はしゃぎながら賑やかに追い越していく。このワイガヤさえも源聖寺坂がBGMにかえて、違和感なく包み込んでくれるかのよう。

 

生國魂神社(いくたまさん)に参拝して、いよいよ最後の真言坂〟。短い坂を下るとそこは千日前通り、上には阪神高速。雑踏(現実)に戻ってきなぁ…。

 

7つの坂はどれも個性的で、それぞれ違った風情がある。夕陽は見られなかったけど、亡き父とともにブラブラ歩いて、見送ることができたんじゃないかと思います。とても良い時間を過ごすことができました。

 

(おまけ)

一心寺の前にちょっと道草。

大坂冬の陣では徳川家康の本陣が、大坂夏の陣では真田幸村の本陣がおかれたと記されている。遠く大阪城を攻める(守る)ために睨み合ったのがここ? 幸村が家康を追い詰めながら果たせなかったのもここ? そんな場所に自分が立っているなんて…、戦国の世のスケールの大きさに思いを馳せる…。

(ま)

 

「性格は顔に出る」というけれど、〝生き様〟こそが顔を創るのではないかな!?

不思議な映画でした。

百年の夢 デジタル・リマスター版 | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー

厳しい山間に暮らす老人たちを丁寧に描いたドキュメンタリー映画。朝起きて、祈りを捧げ、水を汲み、仕事をして…、毎日同じことを黙々と繰り返す日々。働いて、笑って、泣いて、歌って、我慢して、耐えて、そして静かに懸命に生きている

そんな中でも特に印象的なのは、登場する人たちの〝生き様〟が刻まれた「顔」、そして「瞳」。もはや生きることに迷いはなく、瞳は輝いていて、だから厳しい顔をしていても、私には〝穏やか〟な表情に映ります。彼らは何も言わなくても、歴史が創りあげた「顔」が雄弁に、深く語りかけるかのよう。

 

よく「性格は顔に出る」というけれど、〝生き様〟こそが顔を創るのではないかな?

挙げればキリがないけど、みなさん信念をもって信じる道を極め続けたからか、特に晩年の写真はどれも人を包み込むような、なんともいえない穏やかな表情をされている。〝円熟〟という言葉がピッタリ!

 

私も歳を重ねて、〝そこそこ〟やってきたという自負がないわけではないけれど、生き様が顔に出ているとは到底思えない。きっとまだ、とことんまで極めていない…ということなのでしょう。 せめて彼らのように穏やかに歳を重ねるために、彼らのような顔に近づくために

😊 笑って、前向きに、心に余裕をもって、スマートに、黙々と・・・

😞 ひがまない、見栄を張らない、愚痴を言わない・・・

自信はないけど、最初は〝できるだけ〟…、いずれ自然にできるように。

そして、「LIFE SHIFT 恩返しと私の100年Life」

LIFE SHIFT 恩返しと私の100年Life - 徒然素心ひとりごと

で書いた自分の100年Lifeに向かって…!

(ま)

新たな組織のカタチ…「アライアンス組織」はどうですか?

先日、某大手の営業さんと顧客訪問した時のはなし。

営業:「新組織・新体制になったので、上司のご挨拶をさせていただきたい」と申し出たところ、

顧客:「そんな無駄なことはしなくていい」とピシャリ!

 

そう…私も常々、毎年この時期に繰り返される〝恒例行事〟を不思議に思っていた。

  • 新年度に新上司の挨拶は必要か? 上司は〝挨拶パフォーマンス〟の体なんだろうけど、新年度の数ヶ月間、営業は新旧引き継ぎや挨拶スケジュール調整に追われ営業活動は停止する、いわば営業の空白時間帯になってしまうのに。
  • そもそもなぜ毎年、組織変更を行うのだろう? しかも組織変更の主旨説明はあるが、過去の振り返り(反省や課題)は聞いたことがない
  • しかも、事業部制だ/カンパニー制だ/機能別だ/マトリックス制だ…の繰り返し

 

最近は従来のヒエラルキー組織」に対して、「ホラクラシー組織」が注目されているようだ。

「ホラクラシー組織」に似た形態としてティール組織」「DAO(自律分散型組織)」なんてのも見かける。

自分の整理のために各々の特徴を比較してみると…、

ヒエラルキー組織

ラクラシー組織

ティール組織

DAO

ピラミッド型の階級的組織構造

全社員が平等な権限を持つ、フラットな組織構造

信頼で結びついている

メンバは対等(フラットな関係)

ガバナンストークン(電子証票)を持つ者は誰でも参加

人による管理

自由度は低い

ルール(憲法)による管理

自由度が低く、実践的に運営

ルール化してない

自由度が高く自発的

参加メンバが自主的に共同管理

組織のトップが意思決定

ロール(役割)単位で意思決定

一人ひとりが自立し、現場メンバが必要に応じて意志決定

コミュニティで意思決定

限定的な情報共有

すべての情報を共有

すべての情報を共有

すべての情報を共有

 

ヒエラルキー組織の中で働いている従業員からみると、ラクラシー組織ティール組織は、さぞ魅力的に映るのではないか? ヒエラルキーの経営者は敬遠したがるだろうけど。 ただ〝組織を活性化したい〟〝優秀な人材を確保したい〟〝ビジネス規模を大きくしたい〟といった組織の課題(願い)のためには一考の価値はある。

さすがに別世界のDAOは置いておいて、長い間ヒエラルキー組織になじんできた人たちにとって、いきなりホラクラシー組織やティール組織に移行するのはムリがあるけど、毎年ヒエラルキー組織の〝中〟だけで組織イジリを繰り返すくらいなら、一度、広い視野で、長いスパンで、部分的にでも、組織改革を見つめ直してみたらどうだろうか。決して〝良さげな言葉〟だけに飛びつくのではなく…!

 

ちなみにフリーランスの私が最近お世話になっている会社のウチ2社の運営は、上記の4つとも少々異なる。

1社は、フリーランサーやパートナ企業の方々とバーチャル組織を作って、お客様の課題に挑み、そして解決が、もう1社は、プロフェッショナル集団によるコミュニティ企業」がキャッチフレーズ。表現は違えども、この2社が共通しているのは、会社の正社員は数名…社長、ビジネスコーディネータ、契約担当、事務担当といった感じ。顧客サービスの実務の多くを担うのは、提携関係にある自立している個人事業者やパートナ会社しかも個人事業者やパートナ会社は、人が人を呼ぶことで輪を広げてきた信頼できる集団(信頼できる人が連れてきた人は、やはり信頼できる)。ここが巷の人材派遣会社と決定的に違うところ。

このような組織形態を「アライアンス組織」と呼んでみよう。

アライアンス組織は、ちょうどラクラシー組織の従業員を、個人事業者やパートナ会社に置き換えたようなイメージだが、各々は自立して自発的に活動している。先にも書いた今のヒエラルキー組織の課題(組織の活性化、優秀な人材確保、ビジネス規模拡大)に対する答えの一つになるかもしれない。ただし、ビジネス規模の拡大のために、優秀な人材を〝自組織の社員として〟確保することはあきらめることになるけど。

いずれにしても優秀な人材(社内外にかかわらず)を確保するためには、会社(というか社長をはじめとする〝人〟)そのものが魅力ある存在であることが大前提!

(ま)

「挑」と「逃」、意味は正反対だけど…どちらも覚悟が必要! 好奇心にフタをしない!

新年度を迎え、期待と不安が交錯する時期。そこで…、あらためて「挑」「逃」をじっくりと眺めてみた。

「挑」「逃」も旁(つくり)は同じ「兆」。でも意味は正反対。「兆」は、文字通り〝ものすごく多い・大きい〟という意味と、兆候というように〝きざし〟という意味がある。

そこから考えると、

「挑む」は、〝きざし(=チャンス)を感じたら、自分の手で大きなことに取り組め〟ということなんだと想像できる。「扌(てへん)が示す通り〝自分の手で〟というところが重要だね。

一方「逃げる」は…? 〝逃げる=距離を置く〟と考えると、時には距離を置いたほうがいいときもあるし、〝逃げる=逃避する〟は、どうしようもなくなった時の最後の手段と考えると、必ずしも「逃げる」ことがダメなこととは言えない場合もある

ただ、「辶(しんにょう)「くねくね道」にようにも見えるので、〝逃げるにも大きな労力が必要で、一生懸命遠くへ行かないと逃げきれない〟ということかな?

〝挑む〟にしても〝逃げる〟にしても大きな決断覚悟勇気労力が必要! 中途半端はない!

 

先週最終回を迎えた「ブギウギ」で大野さんが言ってました。

悩んでいる愛子にスズ子がかけたことば、

「逃げてもええで。ただなぁ…逃げたら、そのことは一生忘れへんで」「負けるんが嫌で逃げるんやったら、たぶん負けたほうがええねん。負けて悔しい想いしたほうが多分ええねん」

を受けて、大野さんは、

「私も一生懸命やって負けたら傷つくと思ったんだけど、傷ついてもいいんでねぇかと思うよ」

好奇心は生きていく中で一番大切なことだと思ってる」

「怖えー、逃げてー、と思うときはたいてい心の中で、やったほうがいいって、自分ではわかってんだと思う」

 

そんな時、プロフェッショナル・仕事の流儀で、少年野球チーム監督の辻正人さんも、まったく同じことを。

「ヒットを打つことを目的にするのではなく、全力で楽しむことが目的楽しんでいたら、いいプレーができる。だから好奇心にフタをしない。自分の仕事はワクワク感がある状態を作ってあげること」

「失敗するのはラッキーなんです。負けるからこそ次にチャレンジするんです。失敗してからどう乗り越えていけるかが、一番学べるとこだから

子どもだけじゃない、年齢に関係なく大人だって一緒。大野さんの言葉、辻さんの言葉、しっかり胸に刻んでおこう!

〝挑む〟にしても〝逃げる〟にしても、決断覚悟勇気労力好奇心も忘れずに

 

(おまけ)

「桃」はどうだろう?

きざしの木」なら、桃は未来を予兆する、予見する木なのか?

ものすごく「大きな木」、あるいは「たくさんの実がなる木」かな? 

桃尻=赤ちゃんのつるつるしたお尻を連想させるけど…。

(ま)