徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

会社は利益を追求するもの、しかし一歩間違えると…

言うまでもないことだが、

  1. 会社は〝利益〟を追求しないと、事業を継続することはできない
  2. 利益は商品やサービスを〝売って〟得られるもの
  3. 商品やサービスを買ってくれるのは〝顧客〟
  4. 顧客は〝欲しいもの〟を買う
  5. だから会社は顧客が欲しいもの(ニーズ)を〝製造・販売〟する
  6. 製造・販売のためには〝設備や人材・人財〟が不可欠
  7. その原資として〝利益〟が必要

つまり、1~7 の繰り返し。

言い換えると、

①企業活動は、顧客のニーズがあってこそ

②顧客ニーズがさまざまな製品やサービスを生み出し、企業が持つ独自性の創出へとつながり、

③製品やサービスがサプライチェーンを介して顧客に選ばれ認められた時、社会全体の価値連鎖(バリューチェーンが勢いを増していく

ちょっと考えたら誰でもわかること。

 

どこかの社長が言っていた「いきすぎた業績管理、不合理な目標設定、頻発する降格人事、…」。一体どこを見てるわけ?

しかし考えてみると普通の会社でも光と闇は紙一重(さすがに降格人事の頻発は異常だが!)。

最初は少なくとも顧客のほうを向いているはずだが、年度末が近づくにつれ、数字(数値目標)に追いかけられて、徐々に思考が外向きから内向きになってはいまいか?

ただ、

その一線を超えるか超えないか、その一線が見えるか見えないか、その一線を越えたことに気づけるか気づけないか、すべてそこで働いている人の常識やモラルによる。人の上に立つ立場ならなおさら!

いい意味でも悪い意味でも!

(ま)