言うまでもないことだが、
- 会社は〝利益〟を追求しないと、事業を継続することはできない
- 利益は商品やサービスを〝売って〟得られるもの
- 商品やサービスを買ってくれるのは〝顧客〟
- 顧客は〝欲しいもの〟を買う
- だから会社は顧客が欲しいもの(ニーズ)を〝製造・販売〟する
- 製造・販売のためには〝設備や人材・人財〟が不可欠
- その原資として〝利益〟が必要
つまり、1~7 の繰り返し。
言い換えると、
①企業活動は、顧客のニーズがあってこそ
②顧客ニーズがさまざまな製品やサービスを生み出し、企業が持つ独自性の創出へとつながり、
③製品やサービスがサプライチェーンを介して顧客に選ばれ認められた時、社会全体の価値連鎖(バリューチェーン)が勢いを増していく
ちょっと考えたら誰でもわかること。
どこかの社長が言っていた「いきすぎた業績管理、不合理な目標設定、頻発する降格人事、…」。一体どこを見てるわけ?
しかし考えてみると普通の会社でも光と闇は紙一重(さすがに降格人事の頻発は異常だが!)。
最初は少なくとも顧客のほうを向いているはずだが、年度末が近づくにつれ、数字(数値目標)に追いかけられて、徐々に思考が外向きから内向きになってはいまいか?
ただ、
その一線を超えるか超えないか、その一線が見えるか見えないか、その一線を越えたことに気づけるか気づけないか、すべてそこで働いている人の常識やモラルによる。人の上に立つ立場ならなおさら!
いい意味でも悪い意味でも!
(ま)