徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

飲み会いろいろ…せっかくなら楽しく飲んで、おおいに笑おうじゃないか!

日常が戻りつつある中、年末年始と飲み会の機会も増えてきた。今私はフリーランスなので、お世話になっている契約先の会社から声をかけてもらうわけだが、会社によってこんなにも色が違うのか…とあらためて感じた次第。

たとえばF社。

  • 枠にとらわれない自由な社長(ただしビジネスへのポリシや信念は揺るがない)
  • 優秀で明朗快活な秘書(ワークスタイルも趣味もなにもかもセンス抜群)
  • ムードメーカの営業マン(モノ売りではなく全員が顧客目線のコーディネータ)
  • 優秀な技術者(それぞれが強みを持っていてバランス感覚にも優れている)

といった、まるで映画やドラマにでてきそうな布陣。だからなのか仲間が仲間を呼んで、笑顔が絶えず、全員がリーダでありフォロワーでもある自立した集団

まさに、「ビジョナリーカンパニー② 飛躍の法則」に登場する「第五水準の指導者」が〝最初に人を選ぶ(誰をバスに乗せるか)〟からはじまる飛躍の法則を実践しているかのよう。

そんな中、私は歳を重ねている分、(おこがましいけど)番頭役として、みんなを下支えできたらいいな…なんて思っています。

そしてもうひとつ、なぜ一緒にいて楽しいのか? 気づいたのは簡単なことでした。

それは、話題(仕事のこと、趣味のこと、家族のこと…)は何であれ、みんな相手の話をよく聞いている/聞いてくれるということ。せっかく同じ時間を共有しているのだからお互いのことをより深く知ろう・もっと知りたい〟とみんなが自然と〝傾聴〟している感じ(実際に聞いたことないけど、私はそのように感じる)。「この人こんな趣味があったんだ」「意外とワイルドじゃん」「そんな見方もあったのか」など、その人が持つ新たな顔に気づけるのは楽しいしね。

逆に「聞いてくれている」と感じたら話すのが楽になるし、さらに「共感してもらえた」と感じたら嬉しいものね。安心して話せるよ。

この雰囲気?風土?無意識な習慣?…いい言葉が思いつかないけど、職場でも生かされているよ。

 

一方S社は…。話題といえば、仕事と同僚と上司のはなしがほとんど、しかも多くは、文句というか、愚痴というか。当人は笑って話し、周りも笑って聞いてはいるが、共通の話題がこれしかないなんて、かえってストレス溜めてないか? 

私が会社を辞めてフリーランスになってよかったと感じることの一つは、同僚による会社のグチや人の悪口に遭遇することがなくなったことなのに。このパターンの飲み会は相変わらず多いのかなぁ?

 

ちなみに直近行った店、前者F社はおしゃれなイタリアンレストラン、後者S社は居酒屋。考えてみたら、イタリアンレストランで美味しい食事とワインを楽しみながら愚痴を言う人はいないよな。反対に居酒屋は憂さ晴らしの場所としてはいいのかもね、悲しいかな…。

店のチョイスにも、組織文化があらわれるのかな?

とにかく、楽しく飲んで、たくさんお話しして、おおいに笑おうじゃないか!

(ま)