徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

おじ散歩solo 〝もみじの天ぷら〟かじりながら…

所用で箕面へ。せっかくなので箕面大滝まで行ってみることに。いったい何年ぶりだろう? 40年?いや50年近いかな?

昔と同じように、もみじの天ぷらをかじりながらブラブラ歩きたい。駅前から「もみじの天ぷら」の店が軒をつらね、どこにしようか迷っていると、ニコニコと微笑みかけてくれたおばちゃんと目が合い、誘われたような気がして、ここに決定! 

 

久國紅仙堂…もしかしたら昔もここで買った?…などと思いながら、

「もみじの天ぷらって1年中あるんやね?」「秋だけって思われがちだけど、秋に収穫して1年以上漬け込んで、揚げる前には塩抜きして、結構、手間がかかってるのよ」

「店によって味とかちがうん?」「材料、漬け方、揚げ方とか、それぞれこだわりがあるからね」

「いろんな味付けがあるんやね、でもやっぱりプレーンかな」「はい、ありがとね、行ってらっしゃい」

さて、では出発。

おお、昆虫館ってまだあったんだ、かならず立ち寄ったなぁ。。もみじをポリポリ…。 懐かしい気持ちを抑えて先を急ぐことにしよう、ポリポリ…。

こんな急な坂もあったかなぁ、ポリポリ…。滝道を歩くこと40分ほどで大滝到着。

  

きれいな虹もお出迎え。

昔はここでお弁当を広げていると、野生の猿がやってきて、おにぎりやおやつを取られたもんだ。ちょっと凶暴な猿軍団は有名だったと思う。今は猿の気配は全くなし、いたらいたで怖いけど、いなくなったらなったで…、どこへ行ったのやら。

帰りは川の左岸のハイキングコースへ。

  

暖かな日差しの中、苔むした柵と、川のせせらぎを聞きながら、時間をぜいたくに使ったプチ散歩でした。

(おまけ)

箕面駅に近づくにつれ「箕面ビールあります」ののぼりがやたら目について、ふつうに吸い寄せられるわたし。

(ま)