徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

おじ散歩duet in 函館 雪と戯れ、戯れられ!

なぜこの時期に函館? 雪と戯れたかったから。 前週まで雪はなくヒヤヒヤしたけれど、函館の雪は私たちの訪問に合わせて期待どおりに迎えてくれて、すばらしい演出をしてくれましたよ。

雪降る五稜郭に感激! 土方歳三の最後…ということは知っていたけど、五稜郭タワーであらためて幕末の歴史を学びました。箱館→函館の由来も。春、一面の桜🌸もきっと綺麗だろうな。

 

函館山から100万ドルの夜景。午前中の雪もすっかりあがって、澄んだ空気の中、ガイドブックそのままの写真を撮ることができました。ちょうどクリスマスイベントで、港には大きなツリー、花火のおまけ付き。港に摩周丸、遠くに五稜郭タワーも。夜景ってなんでこれほど人を惹きつけるんだろう、いつまでも眺めていたい…けど寒かった!

 

元町・光の散歩道。いったいここはどこだ? メルヘン童話の世界に迷い込んだよう。雪化粧した教会歴史的建築物が見事にライトアップされ幻想的。

 

八幡坂十二間坂などのイルミネーションが、幻想的な雰囲気にさらに拍車をかけます。期せずして八幡坂イルミネーションの先には摩周丸が…😊 

それにしても誰もいない、人も車も。それがまた不思議で非日常感を演出!

 

この冬一番の寒波到来らしく、最高気温が氷点下 -7℃とか -5℃とか。行きの飛行機は吹雪く中、函館空港に何度も着陸を試みるものの降りることができず、「引き返すか千歳に向かうかも」…とのアナウンス。そして4回目のアタック! 黒い雲の中を揺れながら降下、祈るような気持ちでいると、突然、眼下に真っ白な滑走路。うわっ、あそこに降りるのか? そんな心配をよそに滑るように雪を巻き上げ着陸、お見事! その瞬間、機内からは拍手! 飛行機を降りたときタラップからコックピットが見えたので、お疲れ様と感謝の気持ちを込めて手を振ったら、機長も気づいてくれて、笑顔で手を振り返してくれました。

本当にありがとう、山田機長。雪の洗礼を受けながらも、おかげさまで思う存分雪と戯れ、たくさん美味しいものを食べ、贅沢な時間を過ごすことができました。

 

(おまけ)

市民の足、市電。この旅でも随分お世話になりました。ガタゴトとゆっくり走る姿は、そのまま穏やかで温かい函館の人、街そのもののよう。

  

2023.12.18~20(ま)