自然と歴史とビールをこよなく愛するおじさん達。
急に寒くなった11月中旬、川越でおじ散歩。今回はゲストも交えて9名、こりゃおじ散歩と言うよりシニアクラブの遠足だわ。
駅の観光案内所では小江戸散策マップが3種類、お姐さんによると「何度も川越に来てもらえるように」だって。土曜日だからか駅は人が多い。というわけで、北風の中、川越駅からスタート。
最初は「喜多院」へ…のはずが、だんだん観光客の姿もなく普通の住宅街を進む、だけど誰も何にも言わない、気づかないのがおじ散歩。路地、生垣、畑、並木、なんてことない景色もむしろ新鮮。
たどり着いたのは「天然寺」。おかげで「水琴窟」の澄んだ音色を聴くことができたし、守護仏が一堂に会した「十三仏偕同の塔」も拝むことができた。
すごーく遠回りしてようやく「仙波東照宮」から「川越大師・喜多院」にとうちゃこ。ここには「家光公誕生の間」があって…「えっ、家光は川越で生まれたの?」一同ビックリ!
お参りしてから境内の茶屋で早速チャージ。寒いので熱燗組も、私は歩いてのどが渇いたので川越ビールを…地ビールかと思いきや普通の味だった。
次は、「川越城富士見櫓」に上って、「ここからも富士山が見えたんだろうね」などと言いつつ「川越城本丸御殿」へ。案内の地図を見ると敷地が本当に広いことが分かる。今はこの本丸御殿と近くの中ノ門堀跡に痕跡を残すのみ。残念ながら、太田道灌の築城の思いや、北条氏康が武田信玄や上杉謙信など名高い戦国大名と渡り合った名残りを感じることはできないなぁ。
昼食とりながら当然チャージ。お店は温かくビール🍺がうまい。このままではまったり根が生えそうなので、気持を振り切って散歩の後半へ。
さて、札の辻からいよいよメインストリート「蔵造りの町並み」へ。いきなり人が多い。鎌倉・小町通りか京都・嵐山商店街か。それでも「菓子屋横丁」をかすめ「時の鐘」へ、人は多くてもここだけは外せないからね。
続いて「大正浪漫通り」から「川越熊野神社」へ。八咫烏がお出迎え。なんで足ツボ?
さて、散歩の後のお楽しみ。たくさん呑んで、たくさん話して、たくさん笑って、みんな、ありがとう。
新たな出会いと発見と、その先の自分を探して、つぎはどこ行く?
2023.11.11(ま)