徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

おじ散歩world in EGYPT 第1幕、カイロの街の驚きの連続

実際に行って、観て、触れて、空気を吸って、感じて、初めて知ることばかり‼️

思いがけずエジプトへ行けることになって…。 学生の時に映画「ナイル殺人事件を観て以来、一度は行ってみたいとずっと憧れていた場所。昨日夜に帰国したんですが、一日経った今でも夢の中にいるよう。世界的な歴史遺産はもちろん、雄大ナイル川街や市場の雑踏と活気ラクションがやまない道路、そこを悠然と横断する人達…、なにもかもが圧倒的な世界…それがエジプト!

 

1日目:エジプト考古学博物館

2日目:ルクソール神殿カルナック神殿

     王家の谷ツタンカーメンの墓ハトシェプスト女王の葬祭殿メムノン巨像

3日目:ハン・ハリーリ市場アズハル・モスクカイロタワー

4日目:ギザのピラミッド群クフ王のピラミッド内部スフィンクス

 

1回ではとてもとても書ききれないので、何回かに分けることにしました。まずはカイロの街に立って感じた衝撃と躍動について。

キターーーー!いよいよカイロ、まさに砂漠の中にある街。砂の地平線に砂色の建物。

街に降り立ってみると、やっぱり砂色。しかも半分が壊れてる?

なんでも、建設途中で予算がなくなると、途中で工事をやめてしまい、お金ができたら再開するのだとか。雨が降らない土地ならでは、のんびりしてる。また一棟持ち家の場合は、子どものために上へ上へと部屋をつくるため、最上階の柱は鉄筋を出したままにしているそう。

 

道路ではあちこちでクラクションだらけ。車線はあってないようなもの。このバスだって車線またいで走ってるし。タクシーはマジで怖かった。運転手は平然としているけど、我先に前へ出ようとし、「うわっ、ぶつかる!」でも接触しない、阿吽の呼吸?

カイロは車が多いのに信号が極端に少ない。でも動かないようなひどい渋滞はないのが不思議。これも阿吽の呼吸のなせる技か? 

一方で人は何車線もの道路を悠然と渡る(そもそも横断歩道は見あたらない)、車が行き交う渋滞の道路には牛や羊が悠然と、まるでカオス。クラクションをBGMとでも思っているのか、これも人と車の阿吽の呼吸なのか。日本人には絶対ムリだけど!

   

さてここは、ハン・ハリーリ市場。狭い路地に2000以上の小さな店が軒を連ねていてまさに雑踏。生活感にあふれた息吹を感じるこんな場所こそ、現地でしか味わえない、是非歩きたいところ。

   

例えばとあるTシャツ露店で足を止めたら、早速、満面笑顔のお兄さんが早口で声をかけてくる。「サイズは?色は?こんな模様はどう?2枚買うと安くするよ、友達連れてきたらもっと安くするよ…」って機関銃のごとく。このパワーは凄まじい、負けたわ!

 

ホテルの部屋からの風景。ゆったりと流れるナイル川。こんなに綺麗なのに、一歩、街へ出ると、先に書いたとおりエネルギー渦巻く熱気。

国が違えば、こうも異なる文化。あたりまえだけど、言葉だけでは伝わらない。実際にその場に立ってみないと!

今回の滞在中、雨どころか雲すら全く見なかった。だから空が広い!

次回は世界遺産めぐりを。

(つづく)