暑い日が続く毎日、冷えたビールがうまい! ただ私の場合、血糖値が高めなので、最近は「糖質0」を謳っている商品を選んでいました。しかし常々、疑問に思っていたことが…、
- ビールの製造工程で必ず糖が発生するはずなのに、なぜ「糖質0」が実現できたのだろう?
- 「糖質0」なのに、あのビールテイストを実現するためには、甘味料や添加物を用いているのでは?
- そもそもビールって甘くないけど、糖質ってどれくらい?
で、よく飲むビールについて比較してみました(数値は各社のHPから)。
各社とも、「添加物および人口甘味料は使用しておりません」とのこと。
さらにキリンビールお客様相談室によると、「商品に甘味料をはじめとする食品添加物を使用する場合、原材料欄に「/」の記載以降、使用成分を記載する必要がございます」との事でした。実際、[/]以降の記載はありませんでした…安心!
そしてサントリーお客様センターからは、「製造過程で使用した糖類は、大部分が酵母によりアルコールに変換されるため、製品中にはほぼ残りません。麦芽のうまみを贅沢に引き出しながら、糖質がゼロになるまで酵母にじっくりアルコールを生成させることで、力強い飲みごたえと糖質ゼロを実現しております」と丹念な回答ももらいました。
みなさん、ご丁寧にありがとうございました。
しかしこうやって並べてみると、ビールに含まれる糖質って100mlあたり3g前後、350ml缶で10.5g。
ちなみに各食材や料理に含まれる糖質量は、
によると、白米茶碗1杯=53.4g、食パン1枚=27.7g、うどん1玉=56.2g、とうもろこし(100g)=15.5g、バナナ(100g)=21.4g、ポテトチップス(100g)=52.5g、コロッケ(100g)=23.2g、カップラーメン1個=約40~50gなどなど。
だからビールで気にしなければならないのは、ビールに含まれる糖質よりビールによってそそられる食欲、そしてプリン体というのが私なりの結論。
🍺ビールは楽しく美味しく飲みたい!
(おまけ①)
缶チューハイにも「糖質0」を謳っている商品がたくさん。ただ「糖質0」といいながら、なぜ甘いんだろう? そこで、よく飲む焼酎についても比較してみました(数値は各社のHPから)。
どれにも[/]以降の記載があります。ということは甘味料などの食品添加物が含まれているということ。なるほど甘く感じる美味しさの秘密は〝そこ〟だったのか? もともと焼酎やウオッカは「糖質0」なのだから、わざわざ「糖質0」「無糖」なんて謳わなくてもいいと思っていましたが、あえて謳う理由はこのへんにあるのかもしれません。
だったら自分で焼酎を炭酸で割って、レモン果汁を垂らす、あるいは梅干を一粒…がいいかな。
あー、でも…やっぱり飲みたくなるんだけど……
(おまけ②)
ついでに…、
- 糖質ゼロ:糖類も多糖類も糖アルコールも含まない(糖質の含有量が少ない、100g当たり5g未満の糖質を含む食品に表示することができる)
- 糖類ゼロ:糖類は含まないがキシリトールなどの甘味料などが含まれる(糖類の含有量が少ない、100ml当たり5g未満のの糖類を含む商品に表示することができる)
- 無糖:「糖類0」と同じ
「糖質」と「糖類」はどのように違いますか?|よくあるご質問・Q&A|お客様相談室|キリン
より引用させていただきました。言葉に惑わされてはいけませんね。
(おまけ③)
ここにもわかりやすい説明がありました。
アルコールのカロリーとは?お酒のカロリーの考え方と計算方法 |イマカラ
いずれにしても飲み過ぎには注意‼️
(ま)