徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

北鎌倉で至高のフレンチを。これぞ真のホスピタリティ!

鎌倉散歩の後、北鎌倉のフレンチ、シェケンタロウでディナーを。

お料理やワインはも・ち・ろ・ん、シェフもギャルソンも、お店の空間も雰囲気も、なにもかもが最高に贅沢な時間を過ごすことができました。

フレンチと言うと少し緊張します。でもお店の扉を開けると、広くて明るい空間に、朗らかに、だけど穏やかなギャルソンが迎えてくれて、人懐こい雰囲気で話しかけてくれるので、すっかり緊張もほぐれましたよ。

 

地元産の魚介や野菜、それにシェフがとことんこだわったというお肉をコースでいただきました。

さらに嬉しいのは「ドリンク・ペアリング」、料理に合わせて、おすすめのワインを添えてくれるメニューがあること。

 

一品目:アミューズ、いきなり芸術品の登場。キリッと冷えたシャンパンとともに。

二品目:オードブル、手が込んでる、どうやってつくるのこれ。こんどはフルーティな白ワイン。

三品目:オードブル、マグロに豚の背脂のハムを、お互いを引き立てるってこういうこと。こんなスッキリとしたロゼワインは初めて。

四品目:スズキとホワイトアスパラを濃厚なブイヤベースソースで。なんて贅沢! 辛口白ワインで。

五品目:シェフこだわりの牛フィレ肉、モリーユ茸のソースが絶品、お肉がとろけるよう。ガツンと重い赤ワインがピッタリ!

デザートに食後の飲み物、さらにプティフール=北鎌倉限定ショコラまで。

 

フレンチなのでお料理の写真撮影は遠慮したんですが…、というより写真を忘れるくらい、至高のお料理至高のワイン(多分、普段はオーダーしないような高級ワインの数々だと思う)を堪能したということなんです。

 

お料理の合間に中村倫也君のような甘い声で話しかけてくれたギャルソン、最後にお見送りまでしてくれた藤本隆宏さんばりの渋いシェフ。人と空間が創り出す贅沢な時間、一期一会。相手の気持ちを最優先に…、これを〝真のホスピタリティ〟と言うんだろうなぁ。だって、自分だけの隠れ家にしたいようなお店だし、時間が経った今でも、夢の中にいるような気持ちになるもの。

ありがとうございました、ごちそうさまでした。またお邪魔します。

(ま)