徒然素心ひとりごと

[徒然]…時間があるときに、[素心]…そのとき感じたことを、[ひとりごと]…感じたままにつぶやく、エッセイときどきコラム風

おじ散歩duet 鎌倉花散歩

春の風と青空に誘われて鎌倉花散歩。 と、その前に…。

 

青い空と青い海、…ときたらコレ! 陽の光に抱かれ、海風に撫でられて、あぁ~なんて幸せ。

由比ヶ浜はサーファーも少なく、青春している学生グループ、ワンコと散歩しているおじさん、水辺でキャーキャー叫んでるお姉さんたち、ここは、みんな思い思いに時間をぜいたくに使わせてくれる場所。

 

さて、由比ヶ浜から和田塚を過ぎて今小路をすすむ。御成小学校、鎌倉市役所をかすめ横須賀線の線路が近づいて、しばらくすると北条政子が創建したという寿福寺

 

この季節は緑が眩しい。鶯もあちこちで鳴き方練習中。そんな中、参道の明るさに比べて、境内裏の墓地にある源頼朝北条政子墓所は、なんか薄暗く、うら寂しい感じ(裏だけに…)。

気を取り直して、お隣の「英勝寺」へ。ここにはお目当てがありました。ほら、甘~い香りが漂ってくるぞ!

  

そう、みごとな白藤。少しピークは過ぎたけど、それでも待っていてくれました。風が吹くと淡~い香りとともに、藤吹雪が。

白藤の優しい香りと、竹林の力強さと、情熱の黄菖蒲と、まったり癒された私です。いただいた御朱印の「かまくら」の文字がかわいい。

  

最後は海蔵寺。きれいなお寺。お庭はシャクナゲが咲いているものの、ちょうど花の間なのかな。それでも裏山にはカラーが自生していてびっくり。

  

多くの人出を覚悟していましたが、のーんびり散歩できた皐月最初の一日でした。

(ま)

海蔵寺からは亀ヶ谷切通しを通って北鎌倉へ。800余年前に思いを馳せないわけにはいかない場所。切り立った岩に触れ、うっそうとした空を見上げ、先人たちはどんな思いでここを削り、どんな思いでここを通ったのだろうか?

(おまけ)