時間ができたとき、ふらっと小旅行に。
そんなとき鉄道好きで読書好きの私にとって便利なのが東京近郊区間の「大回り乗車」という制度。
読みたい本を片手に、あまり縁がない路線に乗り入れ、特にこの季節は涼しい車内で、軽快なジョイント音を聞き、車窓を楽しみながら、気ままに一人旅。なにより安上り。
昨日は、上野から常磐線で我孫子→成田線で成田→総武快速線で東京まで。
我孫子駅では、有名な「唐揚げそば」を。汗をかきかき、唐揚げデカッ! 「一度は食べろ」といわれる理由がわかったよ。
はじめて乗り入れた成田線では、成田に近づくにつれ一面の田畑が車窓に続き、昔懐かしい景色がそのまま目の前に、田舎を思い出す。
成田駅では予想に反して飛行機一切見えず、音すら聞こえず。日差しはきつかったけど、のどかな景色となぜかさわやかな風。
成田からは快速逗子行き。逗子まで行くのかぁ…と見えない海に思いを馳せ、今回は東京駅で下車、約4時間・🆋157円の旅でした。
これまでにも、
- 神田から中央線で八王子→横浜線で橋本→相模線で茅ヶ崎→東海道線で東京(約3時間、🆋136円)
- 東京から京葉線で蘇我→内房線で千葉→総武線で秋葉原(約2時間、🆋136円)
- 夢の国と海を眺めて東へ…、千葉から快速に乗ったら早いけど、そこは読書の時間で各駅停車で西へ。
- 中野から中央線で八王子→八高線で川越→埼京線で新宿(約3時間、🆋157円)
- 小江戸・川越も雰囲気で。
などなど。これまでで一番の遠回りは、
次は、
かな?
さすがにこれらは気合いがいるなぁ。
ローカル線になると本数がグッと減るので、乗換駅での待ち合わせ時間が長くなることも。そんな時は、売店でお茶(いや、ビールだなやっぱり)、小腹が減ったら売店でおにぎり、あるいは駅そば。知らない土地の空気を吸うのも悪くない…改札からは出れないけれど。
それでもなんか、穏やかで、気楽で、ノホホンとした、楽しいひと時です。
私の友人に、「鉄道全線乗りつぶし」を夢見ている人がいます。
彼とは「乗り鉄してる時も楽しいけど、時刻表片手に計画を立ててる時からワクワクするよね」などと、その時だけは少年に…。
(ま)