PDCAサイクルを反時計回りに書いている人がいたんです。
まぁ間違ってはいないけど、レーダーチャートの高低が逆転していたり(普通は外側ほどポイントが高い)、ロードマップを右から左に時間経過を示していたり(普通は左→右、上→下)…、感覚的にとても気持ち悪い!
行頭がそろっていないレポートや、むりやり1ページに収めようとして極端に図や文字が小さいスライドなども気持ち悪い!
この感覚の違いは何なんだろう?
で、気づいた…というか思い至ったのは、〝センス〟の問題では…?
普通〝センス〟って、よく「あなたはファッションセンスがいいね」とか、「君の作品はセンスあるなぁ」とか使うけど、結局は、〝全体のバランスを考えて取り入れている〟ことなのではないか。逆に〝センスが悪い〟とは、〝バランス感覚が薄い〟ということではないか。
なんか、妙に納得!
つまり、「センスがいい人は全体のバランスを考えている」ということは、
- はじめに鳥瞰的に全体を観察する
- すると、必要なことが見えてきて、自分ができること、自分に欠けていることに気づくことができる
- するとすると、自分らしさ(オリジナリティ)がうまれる
- するとするとすると、自信が持てる(自己効力感が高まる)
- するとするとするとすると、自己肯定感(素の自分を認める感覚)が高まる
いいじゃん、このシナリオ!
決して、やみくもに流行に踊らされることでも、言われたことを単純に取り入れるということではないのだよ。
じゃぁ、センスって鍛えられるのか?
センスが悪い人は、そもそもセンス云々なんて感じていないし、人から指摘されても「ちょっと、何言ってかわかんない」でしょうね。
もちろん、センスが悪い人が変な人と言っているわけではありません、いい人もたくさんいます、念のため。
おっと、センスは鍛えるものではなく、〝磨くもの〟でしたね!
(ま)