コトの始まりは、一つのコーヒーカプセル。
実家の母がドリップ珈琲だと思って購入したものの使い方がわからないと。なにこれ？こっちだってわからない。もらって帰ってネットで調べてみると、「ドルチェグスト」専用のカプセルらしい。CMで見たことはあったが、これがそうなのか。
さぁ、どうしよう！
迷った挙句、やむを得ずドルチェグストコーヒーメーカーを購入（だってカプセル捨てるのは忍びないし…）。
ドキドキしながら一杯目、早速使ってみたら、なーんと、いい香りが漂い、これは本格的の予感。
もらったのはモカブレンド、公式ホームページを見ると、まぁいろんな種類がある。それからというもの、リッチブレンド、カフェオレ、フラットホワイト、カプチーノから、スタバ提携ハウスブレンドやカフェラテ、果てはイタリアメーカのエスプレッソまで次から次へと。
中でもリッチブレンド、モカブレンド、ハウスブレンドのリピート率は高く、毎朝、「今日は何にする？」とそれぞれその時の気分に合わせ好みを選ぶのが、我が家の朝食の恒例に。香ばしく、深い香りに包まれながら。
そうこうするうち新しいマグカップが欲しくなってきたので、おしゃれな耐熱ガラスのマグカップを購入。
次はアイスコーヒー用のグラスか。
というわけで、たった一つのコーヒーカプセル➡コーヒーメーカ➡いろんな種類のコーヒーカプセル（繰り返し）➡コーヒーに合うカップ…いつのまにか購買連鎖の渦の中に…。
ところで「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いを初めて知った。ミルクが先かコーヒーが先かなんて超いい加減な思い込み。
「フラットホワイト」も初めて知った。エスプレッソがベースなら、「カフェラテ」や「カプチーノ」となにが違うんだろう？ エスプレッソの割合やフォームミルクの質感や量がそれぞれ違うんだって。この微妙な違いを、小さなカプセルで実現しているなんて、ドルチェグストって無限の宇宙が広がっているよう。カプセルの中ではビッグバンが起こり、ブラックホールに吸い込まれるようにマグカップに注がれていく…ということか。
カプセルでできるんだったら、私にもできるはず。というわけで、購買連鎖のビッグバンは、まだまだ続く。
「ミルク（健康のため低脂肪乳と豆乳…どーでもいいけど）」と「ミルクフォーマー泡だて器」を購入。
ミルクを軽くあたため、ミルクの泡をまき散らしながらもシェイクして、エスプレッソ投入。はたして…うーん、これはフラットホワイトなのか？カフェラテなのか？カプチーノなのか？ ミルクの量やシェイクする時間を変えてみてもやっぱりうーん。何度やってもカプセルの宇宙にはかないませんわ！ ちなみに豆乳は、豆乳味が強すぎて量に関係なくボツ！
それならばウインナコーヒーを、ということでホイップクリーム購入。
しかし、ただコーヒーにホイップクリームを載せただけじゃつまらない。そこでブランデー買ってきて「カフェ・コレット」に挑戦。といってもエスプレッソにブランデーを注いで、ホイップクリーム載せるだけだけど。ところがこれはこれでブランデーの量が意外と難しいのでした。
それにしても、この購買連鎖と満足度はすごい！
- 家族とのコーヒータイムも、それぞれが好みを選択できる（ミルク、泡だて器、ホイップクリームでさらに幅が広がる…かも？）。
- ドルチェグストコーヒーメーカーを購入したが最後、種類も多くコスパもいいので、いろんなカプセルを継続して購入し、ドルチェグストから離れられない（離れる理由がみつからない）。
ドルチェグストの「宇宙」と「購買連鎖」に感服、恐れ入りました。
（ま）
